2021/04/06 (火) 19:00

唐津市に建設が計画されている、民間企業の風力発電事業について、計画に反対する市民団体などが市に土地を貸さないよう求めました。

唐津市七山では、大阪府の民間企業、大和エネルギーが、風力発電機10基ほどを建設する計画を進めています。
建設予定地は、市の保安林であることから、計画に反対する市民団体や日本野鳥の会など3団体が、市に対し、計画の中止や土地を貸さないよう求める要望書を手渡しました。
3つの団体は、保安林が伐採されることにより、災害の発生や生態系の破壊が懸念されるとしています。

七山・脊振山系の暮らしを守る保安林を守る会 柴田恵子共同代表：「森を守る、川を守る保安林が大規模に伐採されるということは、その下流域の土砂災害、水害などから考えても、大変不安があります」
大和エネルギーは2024年着工、2026年の運転開始を目指しています。