2024/01/26 (金) 17:17

日本の酒づくりへの理解を深めてもらおうとフランスのソムリエやバーテンダーなどが26日、有田町の酒蔵を訪問し、日本酒と焼酎の味を確かめました。

この酒蔵訪問は九州の日本酒や焼酎のおいしさを知ってもらい、フランスへの輸出量増加につなげようと、経産省の九州産業局などが企画したものです。
フランスのソムリエやバーテンダーなどでつくる「KuraMaster」のメンバー12人が有田町の宗政酒造を訪問しました。
日本酒と焼酎の製造工程を視察し、麹やもろみの味を確かめたあと純米酒と焼酎をテイスティングしました。

また、嬉野温泉豆腐の試食も行われ、料理と合う日本酒や焼酎をそれぞれ選んでいました。

【KuraMaster 宮川圭一郎運営委員長】
「日本人の持っている『おもてなし』を見てもらおうと思っているんですね。それを知っていただくことでフランスから来たソムリエやバーマンがフランスに戻った時に伝えていく役割を果たす」

一行は、1月23日から5日間で佐賀、福岡、大分の3県をめぐる予定で27日は伊万里市と福岡県の酒蔵などを訪問する予定です。