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県立大学 来年度構想具体化へ「専門家チーム」リーダーの山口和範教授に聞く【佐賀県】

2024/02/15 (木) 18:23

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新年度予算に盛り込まれている県立大学について、基本構想を具体化する「専門家チーム」のリーダーに就任した立教大学の経営学部長山口和範教授に話を聞きました。

【山口和範教授】
「佐賀県に何かの形で恩返しができるといいなという思いもあってもしかしたらこれは自分のこれまでの経験が生きるかなと思って引き受けた」

佐賀市富士町出身で、立教大学の経営学部長山口和範教授61歳。
統計学を専門に立教大学の社会学部や経営学部の教授などを歴任しています。
1月、県立大学の基本構想を具体化する「専門家チーム」リーダーの委嘱を受けました。
チームは3人前後で構成されカリキュラムや設置場所などを検討していきます。

【山口和範教授】
「日本の大学だけでなく、世界の大学を変えるという強い意志を持ってこれから県立大学の構想に向けて専門家チームとして頑張っていきたい」

一方、県立大学をめぐっては去年の11月議会で関連する予算案が委員会で否決されたものの、知事の「再議」を経て最終的に可決されています。
この経緯について山口教授は…

【山口和範教授】
「反対意見があることは前に進める上ですごく重要で、そこに対しての説明責任というか内容をしっかり作ることも大切だがそれと同じくらいきちっと説明して理解してもらって『一緒にやっていこう』と思ってもらうことがすごく大切」

「0から作る大学だからこそ特色のある教育」を目指す佐賀県。
山口教授も“ある経験”を組み込みたいと話します。

【山口和範教授】
「県の良さを知るためには県の外に出ることもすごく大切なので、国内・海外も含めて学生時代に“外に出る経験”も持たせたい。そういう経験は後々『佐賀を変えていきたい』とか『佐賀で仕事したい』『生活したい』と思う一番の礎になると思うので、ぜひプログラムの中に入れられたら」

山口知事は2028年度の開学に向けて「ある程度スピードアップの必要がある」としていて、新年度は本格的に構想が具体的になる見通しです。

【山口和範教授】
「“観光地化する”いろんな人がそこに行ってみたい、場合によっては学生と触れ合っていろんな学びができるような、行きたいなと思えるようなキャンパスになるといいなと」
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