佐賀のニュース
野生のイノシシから広がる伝染病「アフリカ豚熱」死体の処理などを学ぶ研修 九州で初開催【佐賀県】
2024/05/22 (水) 17:30
野生のイノシシから広がる伝染病「アフリカ豚熱」のまん延防止につなげようと、武雄市で九州各県の県の職員らが伝染病にかかったイノシシの死体の処理などを学びました。
22日に武雄市で開かれた実地研修は、国内では未確認の伝染病「アフリカ豚熱」の侵入に備えるためのもので、九州地区で初めて行われました。
研修には県の畜産課の職員のほか、九州各県の職員などあわせて約60人が参加し、伝染病にかかったイノシシの死体の処理方法などを学びました。
「アフリカ豚熱」は主にアフリカでまん延するワクチンのない伝染病で、去年12月には九州にも近い韓国のプサンで確認されるなど、国が警戒を呼びかけています。
【農研機構 平田滋樹上級研究員】
「(九州は)一大養豚地帯が広がっていますので、ここで行うというのは非常に意味があると。自分たちの食生活いろいろなものに影響がありますので、死体を見つけたら自治体に通報するなど多くの方に関心をもってもらいたい」
アフリカ豚熱は人には感染しませんが、発生した場合、深刻な影響を与える恐れがあるとして国は海外悪性伝染病に指定しています。
22日に武雄市で開かれた実地研修は、国内では未確認の伝染病「アフリカ豚熱」の侵入に備えるためのもので、九州地区で初めて行われました。
研修には県の畜産課の職員のほか、九州各県の職員などあわせて約60人が参加し、伝染病にかかったイノシシの死体の処理方法などを学びました。
「アフリカ豚熱」は主にアフリカでまん延するワクチンのない伝染病で、去年12月には九州にも近い韓国のプサンで確認されるなど、国が警戒を呼びかけています。
【農研機構 平田滋樹上級研究員】
「(九州は)一大養豚地帯が広がっていますので、ここで行うというのは非常に意味があると。自分たちの食生活いろいろなものに影響がありますので、死体を見つけたら自治体に通報するなど多くの方に関心をもってもらいたい」
アフリカ豚熱は人には感染しませんが、発生した場合、深刻な影響を与える恐れがあるとして国は海外悪性伝染病に指定しています。
|
|
佐賀のニュース
特集ニュース