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九電「緊急時対策棟」公開 重大事故発生時の指揮所 最大1000人収容し”長期間”も想定【佐賀】
2024/11/05 (火) 18:27
九州電力は玄海原子力発電所の敷地内に新たに建設した「緊急時対策棟」をこのほど報道陣に公開しました。
「緊急時対策棟」は玄海原発で重大事故が発生した際に現地で指揮を執るための建物で、2011年に起きた東京電力福島第1原発事故後、設置が義務付けられていました。
玄海原発ではこれまで「代替緊急時対策所」を2013年に設置していますが、安全性のさらなる向上や会議室や休憩スペースなど支援機能の充実のため2021年から工事に着工していました。
「緊急時対策棟」は現在稼働中の3号機、4号機から約700メートルほど離れた場所に建てられ、延べ床面積は約6080平方メートルと、これまでの指揮所の約30倍の広さになっています。
【リポート・桑鶴和幸】
「こちらが緊急時の対策本部となる指揮所です。最大で100人程度収容が可能ということです」
建物は地上2階、地下2階の構造で建物内の指揮所では九電本店や国などとのオンライン会議をスムーズに行う通信環境が備わっているほか事故発生時に外からの空気が入ってこないよう換気設備が整えられています。
また、休憩室には5つのシャワー室が設けられるなど職員や関係者が長期間勤務することも想定された作りとなっています。
【九州電力 玄海原子力発電所 福山浩之次長】
「この緊急時対策棟を実際に使うことがないように重大事故を発生させないということが大変重要だと考えている。われわれは今後も引き続き安全を最優先に玄海原子力発電所の運営に務めてまいりたい」
「緊急時対策棟」は11月開かれる県の防災訓練で、玄海原発内の指揮所として使われる予定です。
「緊急時対策棟」は玄海原発で重大事故が発生した際に現地で指揮を執るための建物で、2011年に起きた東京電力福島第1原発事故後、設置が義務付けられていました。
玄海原発ではこれまで「代替緊急時対策所」を2013年に設置していますが、安全性のさらなる向上や会議室や休憩スペースなど支援機能の充実のため2021年から工事に着工していました。
「緊急時対策棟」は現在稼働中の3号機、4号機から約700メートルほど離れた場所に建てられ、延べ床面積は約6080平方メートルと、これまでの指揮所の約30倍の広さになっています。
【リポート・桑鶴和幸】
「こちらが緊急時の対策本部となる指揮所です。最大で100人程度収容が可能ということです」
建物は地上2階、地下2階の構造で建物内の指揮所では九電本店や国などとのオンライン会議をスムーズに行う通信環境が備わっているほか事故発生時に外からの空気が入ってこないよう換気設備が整えられています。
また、休憩室には5つのシャワー室が設けられるなど職員や関係者が長期間勤務することも想定された作りとなっています。
【九州電力 玄海原子力発電所 福山浩之次長】
「この緊急時対策棟を実際に使うことがないように重大事故を発生させないということが大変重要だと考えている。われわれは今後も引き続き安全を最優先に玄海原子力発電所の運営に務めてまいりたい」
「緊急時対策棟」は11月開かれる県の防災訓練で、玄海原発内の指揮所として使われる予定です。
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