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県内でも珍しい"糸かけ曼荼羅アーティスト" 神秘的なデザインを生み出す【佐賀県】
2025/01/29 (水) 18:40

佐賀で奮闘する人を紹介する「佐賀人十色」今回は多彩な色に魅せられ糸を巧みに操り神秘的なデザインを生み出す伊万里市の女性について。県内でも珍しいアーティストです。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「糸本来の色がお互い共存して一つのまた違った色になる。目の錯覚で違う色に見えたりするそういうところがすごく気に入っている。糸かけ曼荼羅とは私のすべて、生きがい」
作品を手がけているのは伊万里市在住の柴藤沙耶香さん。糸かけ曼荼羅アーティストとして活動しています。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(糸を)かけているときは1色しか見えないので、離れてみないと全体像が見えない。(糸を)かけているときがすごくわくわくして楽しくなる、どういうのが出来上がっているのかなと」
糸かけ曼荼羅とは木製の板に釘を打ち糸をかけて作るアート。シュタイナー教育が発祥といわれていて、1とその数自身以外割り切れない素数や一定の法則に沿って糸をかけていきます。完成したものが密教の曼荼羅に似ていることから“糸かけ曼荼羅”と呼ばれています。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「虹色に糸をかけていき、地球に虹がかかっているイメージで作った」
こちらは糸のかけ方に加え、土台の板の色や釘の打ち方にもこだわった柴藤さんお気に入りの作品です。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「結構ひっぱりながらかけていくので、ひっぱった時に糸が鳴く音。キュイーンというひっぱったときに鳴る音がすごくいとおしくて、かわいく思う」
また柴藤さんはこんな作品も…
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「身に着けられるものをずっと作りたいと思って、試行錯誤しながらどうにかしてこれをアクセサリーにできないかなと思い、生み出したもの」
その名も“mandala jewelry”板の作品と同様、複数の糸をかけその上にレジンを流し固めています。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「本当に神がかっていたあのころ」
すべて手作業で小さいものでは直径8ミリと1センチにも満たないものも。3年前には特許庁に意匠登録され、柴藤さんだけが作れるデザインとなりました。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(意匠登録は)何かあったときのお守り代わり。自分を守るためのものとして登録しておくと、何かあったときに自分が一番最初何だよと」
糸をかけ始めたら休憩することなくときには息をするのを忘れるくらい夢中になり、いっきに完成させるのが柴藤さんのスタイル。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(糸を)かけていくときに意識があるときと、たまに俯瞰して見るときがあって、夢を見ているようなふわっとした感覚に近いときがある」
またこんなことも…
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「もう一個かけたい。ちょっとなんか…」
形は同じでも色の組み合わせ次第で全く違う作品になるのも糸かけ曼荼羅の醍醐味です。
柴藤さんが糸かけ曼荼羅を始めたきっかけになったのは参加したセミナー。人生を180度変えてくれる出会いとなりました。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「幼少期に色が好きだったのをすっかり忘れていて、それを思い出して仕事にしたいと」
Q子供のころからアーティストになりたかった?
「そうではない。突然開花した感じ」
1年間スクールに通ったあと作品を作りたいという思いはどんどん増していき自ら型紙をおこすように。4年間で大小あわせて120点ほどの作品を手がけてきました。
ペンダントやピアスイヤリングなど、これまでに作ったアクセサリーは1000点を超え、そのほとんどが売り切れるほどの人気ぶり。
【女性】
「全部欲しい。(柴藤さんが)着けられているのを見て、“お?それいい”となって」
また月に数回開催しているワークショップも大好評。一度参加すればその奥深さの虜になるといいます。
【初めて参加】
「癖になる。作っている途中から、次はどんな形に挑戦しようかなというのを考えながら作っていた」
【10回目の参加】
「先生の作品を見て同じようなものを作りたいと思ってもなかなか作れない」
今年、アーティスト活動の4周年を迎えた柴藤さん、4周年を記念し佐賀市富士町で個展を開きました。会場には約30点の作品の展示のほかアクセサリーの販売も行われました。
【来場者】
「すごく癒された。疲れた心がホっとほどけるような感じになった」
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「こうやって4年間続けてこられたのも皆さんの応援があったからであって、皆さんと出会えてここで個展ができてすごく感謝している」
作品の舞台は屋外でも。この日、家族所有の田んぼで制作をしてみることに。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(室内より)外が断然楽しい。色合いも自分が思っていたのよりもすごく良い出来で、“過去一”と言っていいほど良い作品ができた」
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「大自然の中で(糸を)かけるのが夢だったので、きょう夢が叶ってすごくうれしい」
Q意外と(自然は)身近にありましたね?
「はい(笑)」
色が大好きだった少女は数十年後、好きを仕事にし、いまではアーティストとして“まちなかをもっとアートで彩りたい”と思うように。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「糸かけ曼荼羅のことを多くの人に知ってもらいたいし、九州で糸かけ曼荼羅といったら“柴藤沙耶香”と言われるようになりたい」
柴藤さんは2月以降も出店やワークショップなどイベント盛りだくさんです。詳しくは柴藤さんのインスタグラムをチェックしてください。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「糸本来の色がお互い共存して一つのまた違った色になる。目の錯覚で違う色に見えたりするそういうところがすごく気に入っている。糸かけ曼荼羅とは私のすべて、生きがい」
作品を手がけているのは伊万里市在住の柴藤沙耶香さん。糸かけ曼荼羅アーティストとして活動しています。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(糸を)かけているときは1色しか見えないので、離れてみないと全体像が見えない。(糸を)かけているときがすごくわくわくして楽しくなる、どういうのが出来上がっているのかなと」
糸かけ曼荼羅とは木製の板に釘を打ち糸をかけて作るアート。シュタイナー教育が発祥といわれていて、1とその数自身以外割り切れない素数や一定の法則に沿って糸をかけていきます。完成したものが密教の曼荼羅に似ていることから“糸かけ曼荼羅”と呼ばれています。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「虹色に糸をかけていき、地球に虹がかかっているイメージで作った」
こちらは糸のかけ方に加え、土台の板の色や釘の打ち方にもこだわった柴藤さんお気に入りの作品です。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「結構ひっぱりながらかけていくので、ひっぱった時に糸が鳴く音。キュイーンというひっぱったときに鳴る音がすごくいとおしくて、かわいく思う」
また柴藤さんはこんな作品も…
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「身に着けられるものをずっと作りたいと思って、試行錯誤しながらどうにかしてこれをアクセサリーにできないかなと思い、生み出したもの」
その名も“mandala jewelry”板の作品と同様、複数の糸をかけその上にレジンを流し固めています。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「本当に神がかっていたあのころ」
すべて手作業で小さいものでは直径8ミリと1センチにも満たないものも。3年前には特許庁に意匠登録され、柴藤さんだけが作れるデザインとなりました。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(意匠登録は)何かあったときのお守り代わり。自分を守るためのものとして登録しておくと、何かあったときに自分が一番最初何だよと」
糸をかけ始めたら休憩することなくときには息をするのを忘れるくらい夢中になり、いっきに完成させるのが柴藤さんのスタイル。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(糸を)かけていくときに意識があるときと、たまに俯瞰して見るときがあって、夢を見ているようなふわっとした感覚に近いときがある」
またこんなことも…
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「もう一個かけたい。ちょっとなんか…」
形は同じでも色の組み合わせ次第で全く違う作品になるのも糸かけ曼荼羅の醍醐味です。
柴藤さんが糸かけ曼荼羅を始めたきっかけになったのは参加したセミナー。人生を180度変えてくれる出会いとなりました。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「幼少期に色が好きだったのをすっかり忘れていて、それを思い出して仕事にしたいと」
Q子供のころからアーティストになりたかった?
「そうではない。突然開花した感じ」
1年間スクールに通ったあと作品を作りたいという思いはどんどん増していき自ら型紙をおこすように。4年間で大小あわせて120点ほどの作品を手がけてきました。
ペンダントやピアスイヤリングなど、これまでに作ったアクセサリーは1000点を超え、そのほとんどが売り切れるほどの人気ぶり。
【女性】
「全部欲しい。(柴藤さんが)着けられているのを見て、“お?それいい”となって」
また月に数回開催しているワークショップも大好評。一度参加すればその奥深さの虜になるといいます。
【初めて参加】
「癖になる。作っている途中から、次はどんな形に挑戦しようかなというのを考えながら作っていた」
【10回目の参加】
「先生の作品を見て同じようなものを作りたいと思ってもなかなか作れない」
今年、アーティスト活動の4周年を迎えた柴藤さん、4周年を記念し佐賀市富士町で個展を開きました。会場には約30点の作品の展示のほかアクセサリーの販売も行われました。
【来場者】
「すごく癒された。疲れた心がホっとほどけるような感じになった」
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「こうやって4年間続けてこられたのも皆さんの応援があったからであって、皆さんと出会えてここで個展ができてすごく感謝している」
作品の舞台は屋外でも。この日、家族所有の田んぼで制作をしてみることに。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「(室内より)外が断然楽しい。色合いも自分が思っていたのよりもすごく良い出来で、“過去一”と言っていいほど良い作品ができた」
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「大自然の中で(糸を)かけるのが夢だったので、きょう夢が叶ってすごくうれしい」
Q意外と(自然は)身近にありましたね?
「はい(笑)」
色が大好きだった少女は数十年後、好きを仕事にし、いまではアーティストとして“まちなかをもっとアートで彩りたい”と思うように。
【糸かけ曼荼羅アーティスト 柴藤沙耶香さん】
「糸かけ曼荼羅のことを多くの人に知ってもらいたいし、九州で糸かけ曼荼羅といったら“柴藤沙耶香”と言われるようになりたい」
柴藤さんは2月以降も出店やワークショップなどイベント盛りだくさんです。詳しくは柴藤さんのインスタグラムをチェックしてください。
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