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88チームが日本一争うサッカー天皇杯 佐賀県代表の社会人チーム「Brew SAGA」に密着【佐賀県】
2025/05/15 (木) 18:40

J1・J2のチームを含む88チームが日本一を争うサッカーの天皇杯。県内からは、サガン鳥栖のほかに社会人チームの「BrewSAGA」が出場します。佐賀県代表として、「地域を活気づけたい」と意気込んでいます。
5月4日、“佐賀県代表”をかけたサッカーの決勝。勝ったチームが、「天皇杯」の出場権を獲得する一戦です。
【実況・原竹アナ】
「井口追いついた。クロスをあげる。流れて糸房。糸房のシュート!均衡を破ったのはBrew SAGA。前半30分、糸房のゴールで試合が動きました!」
「そしてここで試合終了のホイッスル。1対0。BrewSAGA、天皇杯への切符を手にしました」
去年の決勝と同じ組み合わせ、川副クラブとの熱戦を制し、BrewSAGAが佐賀県代表となりました。
【決勝ゴール大会MVP 糸房珠希選手】
「去年自分たちは川副クラブにPK負けしてこの一年間ずっと悔しい思いをしながらこの大会にかけていた思いもあったので優勝できて良かったです」
天皇杯に出場するのはJ1・J2の全チームを含む計88チーム。日本一をかけた戦いが始まります。
【千知岩隼人監督】
「佐賀県の思いを背負いながら、鹿島市の思いを背負いながら結果を出して、地域の皆さんを活気づけられたらなと思います」
日本のサッカーリーグの5部に当たる九州リーグで戦う、BrewSAGA。選手それぞれが、一般企業で働きながら活動する社会人チームです。鹿島市を拠点に活動し、今年から「BrewSAGA」として佐賀を背負い戦います。
【4番キャプテン 村田玲央選手】
「佐賀県出身というのは少ないんですけど、皆鹿島が大好きで、他の人からすると「それ短所やろ」って言われるんですけど、都会過ぎない感じが僕はなんか穏やかで、僕は住みやすいと思ってる」
沖縄や広島、東京など、チームの半分以上が県外出身者というBrewSAGA。今年から加入した選手にはこんな壁があったといいます。
【沖縄出身 新屋敷龍希選手】
「言葉についていけなくて、最初「よか」とか、全然わからなくて「レジ袋よかですか」って聞かれた時に4枚と勘違いしました。「4枚ですか」と勘違いして、でも自然豊かで自分は過ごしやすいです」
個性あふれる選手を今シーズンから率いるのが、千知岩隼人監督。兵庫県で中学生のクラブチームの監督をしていました。まだ21歳の現役大学生です。
【千知岩隼人監督】
「社会人の監督をするのは初めてで、人間関係のところだったり、選手のコンディションの所だったり、元々は中学生を教えていたので、違うところがいっぱいあって」
【村田玲央選手】
「それこそサッカー歴も言ってしまえば自分より短い監督とやっていくという中で。コミュニケーションが全てだと思っているので、しっかり話しながら、考え方の違いであったり、そういった部分を埋めていく作業をしている」
前監督の永吉龍也さんもGMとして千知岩監督を支えます。そんなBrewSAGAの掲げるサッカーはカウンターサッカー。守備からボールを奪い、即座に攻撃につなげ、相手ゴールに迫ります。天皇杯佐賀県代表決定戦の得点もまさにカウンターからゴールが生まれました。素早いプレスからボールを奪い、そのまま前線へ。ボールをはじいた井口選手が最前線まで走り抜け、クロス。それを拾った糸房選手が鋭いシュートでゴールネットを揺らしました。
一方、九州リーグでは今シーズン4戦未勝利のBrewSAGA。優勝すれば、JFL昇格をかけたトーナメントに進めます。
【千知岩隼人監督】
「最終的にはリーグ戦でいい結果出したい。九州リーグでいい結果を出したいと思ている。まだ優勝が消えたわけではないと思いますし、3位以内にも食い込んでいきたいなとチームの中では掲げているので、やっぱりそこは目し指ながらやっていきたいなと思います」
【村田玲央選手】
「まずは僕たちはJFL昇格を目指しているので。練習の1勝負1勝負、そこにこだわってひたむきにやっていくだけかなと思っているので、そこに必死にくらいついていきたいと思っている」
みなさん、社会人なので、昼間は営業の仕事や、スポンサーさんとともに地域連携活動などお仕事をされている。「大変じゃないんですか」ときいたんですが、「大好きなサッカーがちょっとでもできて、毎日毎日充実していて幸せ」という風に皆さん話されていました。天皇杯1回戦佐賀県代表BrewSAGA対熊本県代表イロンデル熊本FCの対戦は5月24日に午後1時からSAGAスタジアムで行われます。
5月4日、“佐賀県代表”をかけたサッカーの決勝。勝ったチームが、「天皇杯」の出場権を獲得する一戦です。
【実況・原竹アナ】
「井口追いついた。クロスをあげる。流れて糸房。糸房のシュート!均衡を破ったのはBrew SAGA。前半30分、糸房のゴールで試合が動きました!」
「そしてここで試合終了のホイッスル。1対0。BrewSAGA、天皇杯への切符を手にしました」
去年の決勝と同じ組み合わせ、川副クラブとの熱戦を制し、BrewSAGAが佐賀県代表となりました。
【決勝ゴール大会MVP 糸房珠希選手】
「去年自分たちは川副クラブにPK負けしてこの一年間ずっと悔しい思いをしながらこの大会にかけていた思いもあったので優勝できて良かったです」
天皇杯に出場するのはJ1・J2の全チームを含む計88チーム。日本一をかけた戦いが始まります。
【千知岩隼人監督】
「佐賀県の思いを背負いながら、鹿島市の思いを背負いながら結果を出して、地域の皆さんを活気づけられたらなと思います」
日本のサッカーリーグの5部に当たる九州リーグで戦う、BrewSAGA。選手それぞれが、一般企業で働きながら活動する社会人チームです。鹿島市を拠点に活動し、今年から「BrewSAGA」として佐賀を背負い戦います。
【4番キャプテン 村田玲央選手】
「佐賀県出身というのは少ないんですけど、皆鹿島が大好きで、他の人からすると「それ短所やろ」って言われるんですけど、都会過ぎない感じが僕はなんか穏やかで、僕は住みやすいと思ってる」
沖縄や広島、東京など、チームの半分以上が県外出身者というBrewSAGA。今年から加入した選手にはこんな壁があったといいます。
【沖縄出身 新屋敷龍希選手】
「言葉についていけなくて、最初「よか」とか、全然わからなくて「レジ袋よかですか」って聞かれた時に4枚と勘違いしました。「4枚ですか」と勘違いして、でも自然豊かで自分は過ごしやすいです」
個性あふれる選手を今シーズンから率いるのが、千知岩隼人監督。兵庫県で中学生のクラブチームの監督をしていました。まだ21歳の現役大学生です。
【千知岩隼人監督】
「社会人の監督をするのは初めてで、人間関係のところだったり、選手のコンディションの所だったり、元々は中学生を教えていたので、違うところがいっぱいあって」
【村田玲央選手】
「それこそサッカー歴も言ってしまえば自分より短い監督とやっていくという中で。コミュニケーションが全てだと思っているので、しっかり話しながら、考え方の違いであったり、そういった部分を埋めていく作業をしている」
前監督の永吉龍也さんもGMとして千知岩監督を支えます。そんなBrewSAGAの掲げるサッカーはカウンターサッカー。守備からボールを奪い、即座に攻撃につなげ、相手ゴールに迫ります。天皇杯佐賀県代表決定戦の得点もまさにカウンターからゴールが生まれました。素早いプレスからボールを奪い、そのまま前線へ。ボールをはじいた井口選手が最前線まで走り抜け、クロス。それを拾った糸房選手が鋭いシュートでゴールネットを揺らしました。
一方、九州リーグでは今シーズン4戦未勝利のBrewSAGA。優勝すれば、JFL昇格をかけたトーナメントに進めます。
【千知岩隼人監督】
「最終的にはリーグ戦でいい結果出したい。九州リーグでいい結果を出したいと思ている。まだ優勝が消えたわけではないと思いますし、3位以内にも食い込んでいきたいなとチームの中では掲げているので、やっぱりそこは目し指ながらやっていきたいなと思います」
【村田玲央選手】
「まずは僕たちはJFL昇格を目指しているので。練習の1勝負1勝負、そこにこだわってひたむきにやっていくだけかなと思っているので、そこに必死にくらいついていきたいと思っている」
みなさん、社会人なので、昼間は営業の仕事や、スポンサーさんとともに地域連携活動などお仕事をされている。「大変じゃないんですか」ときいたんですが、「大好きなサッカーがちょっとでもできて、毎日毎日充実していて幸せ」という風に皆さん話されていました。天皇杯1回戦佐賀県代表BrewSAGA対熊本県代表イロンデル熊本FCの対戦は5月24日に午後1時からSAGAスタジアムで行われます。
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