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“花園”出場をかけて…両校の強みは?佐賀工業と早稲田佐賀を取材【佐賀県】
2025/10/28 (火) 18:20
全国高校ラグビー大会、通称「花園」の出場をかけた県予選の決勝が今週末行われます。43大会連続出場の佐賀工業か、創部5年で着実に力をつける早稲田佐賀か夢の舞台をかけて戦う両校の強みを取材しました。
毎年、年末から翌年の1月にかけて行われる、全国高等学校学校ラグビーフットボール大会・通称「花園」。
高校生の夢の舞台で、佐賀からは、43大会連続で佐賀工業が出場しています。
その佐賀工業は今年春のセンバツでベスト8入り。
目標は県予選で優勝、そしてその先の日本一です。
【佐賀工業 長谷川怜生キャプテン】
「そこに「日本一倉庫」ってなってるんで、日本一になるためにチーム一丸となってがんばっていきます」
花園常連・伝統校の佐賀工業。強みは「突破力」です。
【佐賀工業 長谷川怜生キャプテン】
「フォワードとかには自信あるんで「突破」のチームだと思っていてしっかり突破して一人ひとりだけでなくチーム全体で前に前に出るって意識してやっていきます」
15対15で戦うラグビーは、体の大きさや力強さを武器にボールを奪い前に進める「フォワード」8人と俊敏さを武器に後方からトライを狙う「バックス」7人で構成されます。
佐賀工業は特に身体の大きな「フォワード」の選手が「タックル」などでボールを奪うことでチームに流れを引き寄せます。
監督は今年はフォワードの仕上がりがいいと期待を寄せます。
【佐賀工業 枝吉巨樹監督】
「今年のフォワードは去年の花園を経験してる子も多く残っていて、全国で負けないフォワード力がある」
花園の大舞台を経験し県予選に挑む佐賀工業。そのフォワードの平均体重は約94キロ。
【佐賀工業 吉浦大我副バイスキャプテン】
「やっぱり全員で筋トレして、食トレして、身体を大きくするっていうところ」
春から、平均約3キロ増やし「ぶつかり負けない」身体づくりをしてきました。
この日の練習でもとにかくぶつかってぶつかってぶつかりまくる!体格を生かしたラグビーに磨きをかけます。
ほかにもラグビーでは相手チームが反則をしたときに「スクラム」を組み、押し勝てばそのままボールを奪うことができます。より強いスクラムを組むため他の部員が動画を撮影、その都度確認し、互いにアドバイス。
丁寧な練習で狙うのは、県予選決勝で「無失点」での勝利です。
【佐賀工業 吉浦大我バイスキャプテン】
「県総体で一本トライとられたのでゼロに抑えるっていうところと自分たちのやりたいラグビーをしていたら点が取れるようなゲーム展開にしたい。一戦一戦が負ければ引退、終わりなのでそれは心に刻んで絶対に勝つっていう気持ちで戦いたい」
一方、その佐賀工業に立ち向かうのは創部5年目、新進気鋭の早稲田佐賀。
【早稲田佐賀 山崎圭介キャプテン】
「創部当初から佐賀工業に勝って花園に行くってことが目標なんで本当にそこを目指してチームは一体化できていると思う。フォワード、バックスともにタレントがそろっているので、今年は戦える、勝てると思う」
創部2年目、3年前の花園県予選では0対195で佐賀工業に大敗。しかし、去年は12対48。年々着実に差を縮め、力を付けているチームです。
【早稲田佐賀 山下昂大監督】
「ボールを持った時のスピード、パスのスピード、スキル含めそこはなかなか高校生の中ではレベルが高い」
身体の大きな佐賀工業に勝つため力を入れるのがスピードで相手をいなす「展開ラグビー」。素早いパス回しなどでボールを巧みに操ることで相手と接触を避けてトライを狙います。そのために強化しているのが選手一人ひとりの「判断力」
この日は試合を想定し、空いたスペースへの切り込み方やパスのつなぎ方を入念に確認しました。
【早稲田佐賀 吉廻温真バイスキャプテン】
「フォワードでごりごり行くとか、モールでトライをとるとかじゃなくて、しっかり全員が考えてそのうえで15人の判断の上でどういうオプションを選択するのかそういうところが一人ひとりが考えているので。でっかい相手に勝つためには考えるしかない」
トライ後に行うキックで成功率90%に迫る選手やスタミナが持ち味の選手など多様なメンバーがチームを支えます。
【早稲田佐賀 山下心平選手】
「キックが決まればチームも波に乗れると思うので、できるだけ多く精度高くやっていきたい」
【早稲田佐賀 栗原樹選手】
「試合通して走り切れる自信があるからみんな疲れて相手も疲れたときとかに自分は走れるそこは差が付けられる」
中でも絶対的エースは吉廻選手。プレーに安定感があり佐賀工業が警戒している選手の一人です。
【早稲田佐賀 吉廻温真バイスキャプテン】
「本当に勝ちたいって気持ちがどんどん強くなっていってて勝つためには1つのミスが命取りになる。ディフェンスもアタックも全て自分の調子でチームが左右されると思っているし「どこが」っていうか全て。100%に近い。全てを出し切るようにします」
夢の舞台へ進むのはパワーの佐賀工業か、スピードの早稲田佐賀か。花園出場をかけた県予選決勝は11月1日12時からSAGAスタジアムで行われます。
毎年、年末から翌年の1月にかけて行われる、全国高等学校学校ラグビーフットボール大会・通称「花園」。
高校生の夢の舞台で、佐賀からは、43大会連続で佐賀工業が出場しています。
その佐賀工業は今年春のセンバツでベスト8入り。
目標は県予選で優勝、そしてその先の日本一です。
【佐賀工業 長谷川怜生キャプテン】
「そこに「日本一倉庫」ってなってるんで、日本一になるためにチーム一丸となってがんばっていきます」
花園常連・伝統校の佐賀工業。強みは「突破力」です。
【佐賀工業 長谷川怜生キャプテン】
「フォワードとかには自信あるんで「突破」のチームだと思っていてしっかり突破して一人ひとりだけでなくチーム全体で前に前に出るって意識してやっていきます」
15対15で戦うラグビーは、体の大きさや力強さを武器にボールを奪い前に進める「フォワード」8人と俊敏さを武器に後方からトライを狙う「バックス」7人で構成されます。
佐賀工業は特に身体の大きな「フォワード」の選手が「タックル」などでボールを奪うことでチームに流れを引き寄せます。
監督は今年はフォワードの仕上がりがいいと期待を寄せます。
【佐賀工業 枝吉巨樹監督】
「今年のフォワードは去年の花園を経験してる子も多く残っていて、全国で負けないフォワード力がある」
花園の大舞台を経験し県予選に挑む佐賀工業。そのフォワードの平均体重は約94キロ。
【佐賀工業 吉浦大我副バイスキャプテン】
「やっぱり全員で筋トレして、食トレして、身体を大きくするっていうところ」
春から、平均約3キロ増やし「ぶつかり負けない」身体づくりをしてきました。
この日の練習でもとにかくぶつかってぶつかってぶつかりまくる!体格を生かしたラグビーに磨きをかけます。
ほかにもラグビーでは相手チームが反則をしたときに「スクラム」を組み、押し勝てばそのままボールを奪うことができます。より強いスクラムを組むため他の部員が動画を撮影、その都度確認し、互いにアドバイス。
丁寧な練習で狙うのは、県予選決勝で「無失点」での勝利です。
【佐賀工業 吉浦大我バイスキャプテン】
「県総体で一本トライとられたのでゼロに抑えるっていうところと自分たちのやりたいラグビーをしていたら点が取れるようなゲーム展開にしたい。一戦一戦が負ければ引退、終わりなのでそれは心に刻んで絶対に勝つっていう気持ちで戦いたい」
一方、その佐賀工業に立ち向かうのは創部5年目、新進気鋭の早稲田佐賀。
【早稲田佐賀 山崎圭介キャプテン】
「創部当初から佐賀工業に勝って花園に行くってことが目標なんで本当にそこを目指してチームは一体化できていると思う。フォワード、バックスともにタレントがそろっているので、今年は戦える、勝てると思う」
創部2年目、3年前の花園県予選では0対195で佐賀工業に大敗。しかし、去年は12対48。年々着実に差を縮め、力を付けているチームです。
【早稲田佐賀 山下昂大監督】
「ボールを持った時のスピード、パスのスピード、スキル含めそこはなかなか高校生の中ではレベルが高い」
身体の大きな佐賀工業に勝つため力を入れるのがスピードで相手をいなす「展開ラグビー」。素早いパス回しなどでボールを巧みに操ることで相手と接触を避けてトライを狙います。そのために強化しているのが選手一人ひとりの「判断力」
この日は試合を想定し、空いたスペースへの切り込み方やパスのつなぎ方を入念に確認しました。
【早稲田佐賀 吉廻温真バイスキャプテン】
「フォワードでごりごり行くとか、モールでトライをとるとかじゃなくて、しっかり全員が考えてそのうえで15人の判断の上でどういうオプションを選択するのかそういうところが一人ひとりが考えているので。でっかい相手に勝つためには考えるしかない」
トライ後に行うキックで成功率90%に迫る選手やスタミナが持ち味の選手など多様なメンバーがチームを支えます。
【早稲田佐賀 山下心平選手】
「キックが決まればチームも波に乗れると思うので、できるだけ多く精度高くやっていきたい」
【早稲田佐賀 栗原樹選手】
「試合通して走り切れる自信があるからみんな疲れて相手も疲れたときとかに自分は走れるそこは差が付けられる」
中でも絶対的エースは吉廻選手。プレーに安定感があり佐賀工業が警戒している選手の一人です。
【早稲田佐賀 吉廻温真バイスキャプテン】
「本当に勝ちたいって気持ちがどんどん強くなっていってて勝つためには1つのミスが命取りになる。ディフェンスもアタックも全て自分の調子でチームが左右されると思っているし「どこが」っていうか全て。100%に近い。全てを出し切るようにします」
夢の舞台へ進むのはパワーの佐賀工業か、スピードの早稲田佐賀か。花園出場をかけた県予選決勝は11月1日12時からSAGAスタジアムで行われます。
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