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スポーツ後のビール最高!生涯現役シニア野球に情熱【佐賀県唐津市】
2020/12/01 (火) 19:35

佐賀県内でスポーツに打ち込む人を紹介する「さがすぽ」。今回は、シニアの甲子園といわれる軟式野球の全国大会に初出場した唐津市のチームを紹介します。
【林山太鑑主将】「好きなんでしょうね野球が。野球は奥深いなと歳をとるにつれて思う」
Qいつもお仕事終わりに練習に?【林山太鑑主将】「そうです。速攻着替えてきました。嫁さんに怒られながら後始末もせず、野球に行くんですかと」50代だけの選手22人で構成するシニア軟式野球のチーム「唐津チームZERO50」。ほぼ毎週末、練習か試合でグラウンドで汗を流します。チームを立ち上げたのはキャプテンの林山太鑑さん54歳です。物心ついた時から高校生まで野球をしていたという林山さんですが高校卒業とともに一度は野球を断念。その理由は…。
実は林山さんは400年以上つづく寺の住職です。【林山太鑑主将】「自分としては(野球)やりたかった。もんもんとしていたが修行道場いって大学4年になってからは腹をくくった。後を継ぐのが私しかいなかったのでそういうご縁だった」)しかし…煩悩を絶つことはできても、野球への想いは断ち切れず地元のクラブチームで野球を再開。そして50歳の時に立ち上げたのが…「唐津チームZERO50」です。
【林山太鑑主将】「野球できるだけでもよかったなと思うんだけど、やってると勝ちたい」結成4年目の今年10月、シニアの甲子園ともいわれ38チームが集う全国大会に初出場しました。その強さのワケは、「チームワーク」にあります。【林山太鑑主将】「1年間を通して同じメンバーで意思疎通を取りながら野球をやらないと勝てないと思った。大会のための寄せ集めじゃ、どうしても1人1人の動きや考えが把握しづらい」実は唐津チームZERO50ができる前まで、50歳以上の大会に出るときには、唐津市内にいくつかあるクラブチームの中から50歳以上の人だけを集め即席で作られたチームで参加していました。結成後はコミュニケーションが増え、ミスもカバーしあえるようになるなど、戦えるチームになったといいます。
さらにコミュニケーションをよくするこんな取り組みも…【林山さん】「きょう飲み会は?」ひと汗流したあとの飲み会で、きゅーっと冷たいビールを飲みながら、プレーを振り返るのもチーム力強化に一役買っているとか、いないとか。
チームの中には、1984年の夏の甲子園で唐津商業のピッチャーを務めた山本護投手も。【甲子園経験者・山本護投手(53)】「身体が動かないなりに一生懸命するプレーに当時と違う野球の楽しさがある。一つでも勝てたらと思っている」
チームのメンバーは中学や高校で共に汗を流していた気心しれた仲間。試合に勝つことはもちろん、50代になってもう一度一緒に野球ができることに喜びを感じています。【市役所職員59歳】「どっかにまだ完全燃焼してないのかな。55歳から始めて、みんなとすれば子どもの頃の気持ちがよみがえって楽しい」【保険会社勤務53歳】【会社員53歳】「(野球は)生きがいのひとつ20代のころ50代って、ジジイ臭くてたまらんやろうなと思っていたが、歳をとるごとにどんどん楽しい」
チームは、来年の全国大会でベスト8以上を目指して練習しています。そしてもう一つの目標は…【林山太鑑主将】「生涯野球できない歳になるまでやってほしい。60歳なのか70歳なのか80歳なのか分からないが、お互い切磋琢磨しながら健康で元気に一緒に野球がやれたら」
【林山太鑑主将】「好きなんでしょうね野球が。野球は奥深いなと歳をとるにつれて思う」
Qいつもお仕事終わりに練習に?【林山太鑑主将】「そうです。速攻着替えてきました。嫁さんに怒られながら後始末もせず、野球に行くんですかと」50代だけの選手22人で構成するシニア軟式野球のチーム「唐津チームZERO50」。ほぼ毎週末、練習か試合でグラウンドで汗を流します。チームを立ち上げたのはキャプテンの林山太鑑さん54歳です。物心ついた時から高校生まで野球をしていたという林山さんですが高校卒業とともに一度は野球を断念。その理由は…。
実は林山さんは400年以上つづく寺の住職です。【林山太鑑主将】「自分としては(野球)やりたかった。もんもんとしていたが修行道場いって大学4年になってからは腹をくくった。後を継ぐのが私しかいなかったのでそういうご縁だった」)しかし…煩悩を絶つことはできても、野球への想いは断ち切れず地元のクラブチームで野球を再開。そして50歳の時に立ち上げたのが…「唐津チームZERO50」です。
【林山太鑑主将】「野球できるだけでもよかったなと思うんだけど、やってると勝ちたい」結成4年目の今年10月、シニアの甲子園ともいわれ38チームが集う全国大会に初出場しました。その強さのワケは、「チームワーク」にあります。【林山太鑑主将】「1年間を通して同じメンバーで意思疎通を取りながら野球をやらないと勝てないと思った。大会のための寄せ集めじゃ、どうしても1人1人の動きや考えが把握しづらい」実は唐津チームZERO50ができる前まで、50歳以上の大会に出るときには、唐津市内にいくつかあるクラブチームの中から50歳以上の人だけを集め即席で作られたチームで参加していました。結成後はコミュニケーションが増え、ミスもカバーしあえるようになるなど、戦えるチームになったといいます。
さらにコミュニケーションをよくするこんな取り組みも…【林山さん】「きょう飲み会は?」ひと汗流したあとの飲み会で、きゅーっと冷たいビールを飲みながら、プレーを振り返るのもチーム力強化に一役買っているとか、いないとか。
チームの中には、1984年の夏の甲子園で唐津商業のピッチャーを務めた山本護投手も。【甲子園経験者・山本護投手(53)】「身体が動かないなりに一生懸命するプレーに当時と違う野球の楽しさがある。一つでも勝てたらと思っている」
チームのメンバーは中学や高校で共に汗を流していた気心しれた仲間。試合に勝つことはもちろん、50代になってもう一度一緒に野球ができることに喜びを感じています。【市役所職員59歳】「どっかにまだ完全燃焼してないのかな。55歳から始めて、みんなとすれば子どもの頃の気持ちがよみがえって楽しい」【保険会社勤務53歳】【会社員53歳】「(野球は)生きがいのひとつ20代のころ50代って、ジジイ臭くてたまらんやろうなと思っていたが、歳をとるごとにどんどん楽しい」
チームは、来年の全国大会でベスト8以上を目指して練習しています。そしてもう一つの目標は…【林山太鑑主将】「生涯野球できない歳になるまでやってほしい。60歳なのか70歳なのか80歳なのか分からないが、お互い切磋琢磨しながら健康で元気に一緒に野球がやれたら」
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