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水がきれいな場所を探し求めて唐津に移住 マリンスポーツ「ラフティング」元日本代表の生き方【佐賀県】
2023/05/22 (月) 18:40

県内で奮闘する人をクローズアップする佐賀人十色。今回は都会から唐津に移り住んできた男性です。マリンスポーツの指導だけでなくそこで生まれたつながりを通じて地域交流の拠点を作る活動をしています。
【藤川雄大さん】
「身近なこの海をもっと楽しむとか、それだけじゃなくて人と人とのつながりをもっと楽しむとか、楽しいとかうれしいとかそういうものを増やしていけるといいのかなと思ってるので」
焼けた肌に白い歯、ひげがワイルドなこちらの男性。唐津市の藤川雄大さん33歳です。東京都出身で3年前に神奈川県平塚市から唐津市に移り住みました。
【藤川雄大さん】
「ぼくがいるこの『西の浜』っていう場所に関してはこのビーチから住宅街がシームレスにすぐつながってる、人々の生活と海が近いっていうそれがすごい魅力なのかなっていうふうにも感じてます」
藤川さんは海が近い唐津市ならではの活動をしています。
【藤川雄大さん】
「地域の方々とか観光でやってきた方と一緒に海に出てSUPであったりとかカヌーであったりとかそういうものを一緒に楽しもうというような活動をしています」
SUPとは「Stand Up Paddleboard」の略。ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むマリンスポーツで、藤川さんは地元の人などにそのSUPを教えています。
3年ほど前から活動に参加している唐津市の平田瑞江さんは初めてSUPを体験したときの気持ちをこう振り返ります。
【平田瑞江さん】
「爽快でした。この西の浜で板1枚の上に乗って大海原をいけるのって本当素敵だなと思って、こんなにきれいだったんだ!と思ってここに育ってよかったなって再認識させてもらいました」
藤川さんはもともとラフティングというゴムボートに乗ってチームで川下りをする競技の日本代表選手で、SUPのほかにもカヌーなどパドルを使った競技はお手の物です。
【藤川雄大さん】
「ブラジルとアルゼンチンの国境、『イグアスの滝』っていうところ、その滝の真下から競技スタートってレースもあって、なかなかできないことをさせてもらってるなっていうふうなそこが貴重な経験だったかなっていうふうに思ってますね」
日本代表として世界で戦った藤川さんは29歳のときにラフティングとは違うことに挑戦してみたいという気持ちが強くなりチームを離れます。
「水がきれいな場所」を探し全国を転々とした中で、知人から紹介された唐津市に魅了されました。
【藤川雄大さん】
「農業・漁業・畜産山・川・海、で文化・まつりもあって食もあって住んでる人がなんでも選べるっていうところなのかなっていうふうにはいま感じてますね」
SUPを教えるだけでなく地域交流につながる活動をしている藤川さん。「舞鶴荘」という施設の管理人も務めています。
【藤川雄大さん】
「敷地内の安全点検だったりとか設備点検、それから清掃が主にやることかなとは思ってます」
舞鶴荘は国の重要文化財「旧高取邸」の南邸で、以前は九州電力が保養所として使っていましたが、2014年に閉館し2年ほど前から地域交流の拠点として再活用しています。
【藤川雄大さん】
「『KARATSU CLUB』というNPO団体に所属していて、そこが九州電力さんからの受託でここの施設の管理をしているので、ここを地域のコミュニティとして利用する、利活用していくっていう中のひとつの働きの中で仕事を任されているというようなかんじですね」
屋外スペースは地域イベントなどのために無料で貸し出されています。藤川さんと舞鶴荘がつながったのは3年ほど前に九州電力の職員とSUPを通じて知り合ったのがきっかけでした。
【藤川雄大さん】
「舞鶴荘という場所が今は使われていなくてこれから利活用のことを考えていくという話をしていて、そこで『使ってみない?』っていう話もあったのでそこからですね。話が動き始めたのは」
藤川さんは、SUPを通じて知り合った地元の人たちと定期的に舞鶴荘の屋外スペースで、キッチンカーなどが出店するマルシェイベントを開いています。
【藤川雄大さん】
「地域の方たちがここに住んでるっていうのをどれだけ楽しめるかっていうところに一番の価値があると思うので、近くにこういう場所があるんだっていうのを誇れるようなそんな場所になれば良いかなと思ってます」
関東から唐津市に移住、得意なことを通じて仲間を増やし、新たなことにも取り組んでいる藤川さん。これからの目標を熱く語ってくれました。
【藤川雄大さん】
「いろんな人たちと自分の住んでるこういう場所を、こんな良い場所をですねフル活用して生活する、そういうことが一過性で終わるのではなくて、それが継続されていって習慣となって最後“文化”になっていったらいいなというふうに、今はそれを目標に活動してます」
【藤川雄大さん】
「身近なこの海をもっと楽しむとか、それだけじゃなくて人と人とのつながりをもっと楽しむとか、楽しいとかうれしいとかそういうものを増やしていけるといいのかなと思ってるので」
焼けた肌に白い歯、ひげがワイルドなこちらの男性。唐津市の藤川雄大さん33歳です。東京都出身で3年前に神奈川県平塚市から唐津市に移り住みました。
【藤川雄大さん】
「ぼくがいるこの『西の浜』っていう場所に関してはこのビーチから住宅街がシームレスにすぐつながってる、人々の生活と海が近いっていうそれがすごい魅力なのかなっていうふうにも感じてます」
藤川さんは海が近い唐津市ならではの活動をしています。
【藤川雄大さん】
「地域の方々とか観光でやってきた方と一緒に海に出てSUPであったりとかカヌーであったりとかそういうものを一緒に楽しもうというような活動をしています」
SUPとは「Stand Up Paddleboard」の略。ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むマリンスポーツで、藤川さんは地元の人などにそのSUPを教えています。
3年ほど前から活動に参加している唐津市の平田瑞江さんは初めてSUPを体験したときの気持ちをこう振り返ります。
【平田瑞江さん】
「爽快でした。この西の浜で板1枚の上に乗って大海原をいけるのって本当素敵だなと思って、こんなにきれいだったんだ!と思ってここに育ってよかったなって再認識させてもらいました」
藤川さんはもともとラフティングというゴムボートに乗ってチームで川下りをする競技の日本代表選手で、SUPのほかにもカヌーなどパドルを使った競技はお手の物です。
【藤川雄大さん】
「ブラジルとアルゼンチンの国境、『イグアスの滝』っていうところ、その滝の真下から競技スタートってレースもあって、なかなかできないことをさせてもらってるなっていうふうなそこが貴重な経験だったかなっていうふうに思ってますね」
日本代表として世界で戦った藤川さんは29歳のときにラフティングとは違うことに挑戦してみたいという気持ちが強くなりチームを離れます。
「水がきれいな場所」を探し全国を転々とした中で、知人から紹介された唐津市に魅了されました。
【藤川雄大さん】
「農業・漁業・畜産山・川・海、で文化・まつりもあって食もあって住んでる人がなんでも選べるっていうところなのかなっていうふうにはいま感じてますね」
SUPを教えるだけでなく地域交流につながる活動をしている藤川さん。「舞鶴荘」という施設の管理人も務めています。
【藤川雄大さん】
「敷地内の安全点検だったりとか設備点検、それから清掃が主にやることかなとは思ってます」
舞鶴荘は国の重要文化財「旧高取邸」の南邸で、以前は九州電力が保養所として使っていましたが、2014年に閉館し2年ほど前から地域交流の拠点として再活用しています。
【藤川雄大さん】
「『KARATSU CLUB』というNPO団体に所属していて、そこが九州電力さんからの受託でここの施設の管理をしているので、ここを地域のコミュニティとして利用する、利活用していくっていう中のひとつの働きの中で仕事を任されているというようなかんじですね」
屋外スペースは地域イベントなどのために無料で貸し出されています。藤川さんと舞鶴荘がつながったのは3年ほど前に九州電力の職員とSUPを通じて知り合ったのがきっかけでした。
【藤川雄大さん】
「舞鶴荘という場所が今は使われていなくてこれから利活用のことを考えていくという話をしていて、そこで『使ってみない?』っていう話もあったのでそこからですね。話が動き始めたのは」
藤川さんは、SUPを通じて知り合った地元の人たちと定期的に舞鶴荘の屋外スペースで、キッチンカーなどが出店するマルシェイベントを開いています。
【藤川雄大さん】
「地域の方たちがここに住んでるっていうのをどれだけ楽しめるかっていうところに一番の価値があると思うので、近くにこういう場所があるんだっていうのを誇れるようなそんな場所になれば良いかなと思ってます」
関東から唐津市に移住、得意なことを通じて仲間を増やし、新たなことにも取り組んでいる藤川さん。これからの目標を熱く語ってくれました。
【藤川雄大さん】
「いろんな人たちと自分の住んでるこういう場所を、こんな良い場所をですねフル活用して生活する、そういうことが一過性で終わるのではなくて、それが継続されていって習慣となって最後“文化”になっていったらいいなというふうに、今はそれを目標に活動してます」
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