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「子供を見守る輪が広がれば」ボランティアで子育て支援に取り組む女性 育児・短大と多忙な日々【佐賀県】
2025/01/21 (火) 18:40

佐賀で奮闘する人を紹介する「佐賀人十色」。21日はみやき町地域の子供たちが安心して、ありのままで過ごせる“居場所”を立ち上げた女性です。この場所を通して子供と地域の人の交流が生まれ“子供を見守る輪”が広がればと話します。
みやき町原古賀地区の公民館で毎週木曜日に開かれている「こどものいばしょもくもく」。子供たちの下校時間にあわせ午後3時から午後6時まで開いていて、宿題をしてもゲームをしてもおやつを食べてもよし。地区の子供なら誰でも自由に出入りできます。
【高津知世さん】
「家でもない、学校でもない、地域の中に子供たちがありのままで過ごせる場所が欲しいなと思った時に、あまりふって思い浮かぶところがなくて、私が作ってみようかなって」
高津知世さん38歳。去年の4月、「こどものいばしょもくもく」を立ち上げました。この地区で生まれ育ち、いまもここで2人の子供を育てる高津さんは、8年前からボランティアで子育て支援に取り組むなかで地域に子供の居場所をと考えていました。
準備や片づけ、見守りは基本は1人で対応。しかし、高津さんは“1人でやっているけれど1人じゃない”と話します。
【高津知世さん】
「この辺のお菓子も自費で購入してるのはほとんどなくて、寄付だったりとか、あとは助成金で購入した分になるので、いろんな人の支えで準備ができてる感じ」
本やおもちゃはその多くが地域の人が寄付してくれたもの。多くの人がこの新しい試みを応援しています。
【原古賀区 古賀國博区長】
「(子供達が)お互いで知り合いになるし、学年の境なくて、いい取り組みをしていると思うと私も感心している。提供できるのは場所だけになるがそれだけでもやっぱなんか協力できたらなと思って」
もくもくを始めた大きな目的はもう1つ。それは子供達と地域の人を繋ぐことです。
【高津知世さん】
「地域であなたはあなたのままでいいんだよって認めてあげれたら、子供達はここでのびのびと育っていけるかなって思うんで」
2児の母でもある高津さん。誰もやっていないことに挑戦する姿を見て子供たちは…。
【長女 心花ちゃん】
「最初は人が来てくれるかわからなかったからちょっと心配だった。今は友達からも今日空いてる?と聞かれたりして、みんなの居場所になってるってすごく実感するから安心して行ってらっしゃいって言える」
【壮太郎くん】
「続けた方がいいと思う。みんなが楽しいって言ってるから」
【高津知世さん】
「私の居場所でもあるから。行くと元気になれるし、大変って思ったことはない、充実してるって思います」
普段は地域のそして2人のお母さんとして奮闘してますがこんな一面も…。
【高津知世さん】
Qいまからどこに?「今から短大の授業の1限目があるので教室に向かいます」
実は現役の短期大学生。鳥栖市の九州龍谷短期大学に通い、保育や子育て支援などについて学んでいます。
【高津知世さん】
「専門的な知識を身に付けることで、自分自身の活動の補強にもなると思うので、より多くの子供達、保護者の皆さんから頼ってもらうことで、地域にもっと還元できるのではないかなと思って学んでいます」
大学では実習で子供と触れ合う機会が多くあり、その体験も活動に生きているということです。
もうすぐ開設から1年を迎える「もくもく」。これまで利用した子どもたちはのべ250人。訪れる子供はどんどん増えその誰もが毎週楽しみにやってきます。
【子供】
Q好きなところは?「先生が優しくて、自由にできるところです」
「友達と集まったりして、いろんなことができるから、ずっとあってほしい」
【保護者】
「高津さんが素敵な人だし、子供達がすごくのびのび遊んでくれて毎週楽しみにしてるので、親としてもすごく助かっている」
この1年で地区の中で話が広がり、子供が友達を連れてきて、さらにその子供が友達を連れてくる。地域の人も差し入れを持ってきたり、立ち寄って子供たちと遊んだり。高津さんを中心に人や地域にプラスになる動きが連鎖しています。
【高津知世さん】
「子供と地域の人が私を真ん中にして、やり取りをしてるのを見るとめっちゃ嬉しい。よかったなって思う。このもくもくがきっかけで地域の輪が広がってたくさんの大人達がこの地域の子供達を見守る目が増えて、生き生きと過ごせる地域になっていけばいいなって思います」
みやき町原古賀地区の公民館で毎週木曜日に開かれている「こどものいばしょもくもく」。子供たちの下校時間にあわせ午後3時から午後6時まで開いていて、宿題をしてもゲームをしてもおやつを食べてもよし。地区の子供なら誰でも自由に出入りできます。
【高津知世さん】
「家でもない、学校でもない、地域の中に子供たちがありのままで過ごせる場所が欲しいなと思った時に、あまりふって思い浮かぶところがなくて、私が作ってみようかなって」
高津知世さん38歳。去年の4月、「こどものいばしょもくもく」を立ち上げました。この地区で生まれ育ち、いまもここで2人の子供を育てる高津さんは、8年前からボランティアで子育て支援に取り組むなかで地域に子供の居場所をと考えていました。
準備や片づけ、見守りは基本は1人で対応。しかし、高津さんは“1人でやっているけれど1人じゃない”と話します。
【高津知世さん】
「この辺のお菓子も自費で購入してるのはほとんどなくて、寄付だったりとか、あとは助成金で購入した分になるので、いろんな人の支えで準備ができてる感じ」
本やおもちゃはその多くが地域の人が寄付してくれたもの。多くの人がこの新しい試みを応援しています。
【原古賀区 古賀國博区長】
「(子供達が)お互いで知り合いになるし、学年の境なくて、いい取り組みをしていると思うと私も感心している。提供できるのは場所だけになるがそれだけでもやっぱなんか協力できたらなと思って」
もくもくを始めた大きな目的はもう1つ。それは子供達と地域の人を繋ぐことです。
【高津知世さん】
「地域であなたはあなたのままでいいんだよって認めてあげれたら、子供達はここでのびのびと育っていけるかなって思うんで」
2児の母でもある高津さん。誰もやっていないことに挑戦する姿を見て子供たちは…。
【長女 心花ちゃん】
「最初は人が来てくれるかわからなかったからちょっと心配だった。今は友達からも今日空いてる?と聞かれたりして、みんなの居場所になってるってすごく実感するから安心して行ってらっしゃいって言える」
【壮太郎くん】
「続けた方がいいと思う。みんなが楽しいって言ってるから」
【高津知世さん】
「私の居場所でもあるから。行くと元気になれるし、大変って思ったことはない、充実してるって思います」
普段は地域のそして2人のお母さんとして奮闘してますがこんな一面も…。
【高津知世さん】
Qいまからどこに?「今から短大の授業の1限目があるので教室に向かいます」
実は現役の短期大学生。鳥栖市の九州龍谷短期大学に通い、保育や子育て支援などについて学んでいます。
【高津知世さん】
「専門的な知識を身に付けることで、自分自身の活動の補強にもなると思うので、より多くの子供達、保護者の皆さんから頼ってもらうことで、地域にもっと還元できるのではないかなと思って学んでいます」
大学では実習で子供と触れ合う機会が多くあり、その体験も活動に生きているということです。
もうすぐ開設から1年を迎える「もくもく」。これまで利用した子どもたちはのべ250人。訪れる子供はどんどん増えその誰もが毎週楽しみにやってきます。
【子供】
Q好きなところは?「先生が優しくて、自由にできるところです」
「友達と集まったりして、いろんなことができるから、ずっとあってほしい」
【保護者】
「高津さんが素敵な人だし、子供達がすごくのびのび遊んでくれて毎週楽しみにしてるので、親としてもすごく助かっている」
この1年で地区の中で話が広がり、子供が友達を連れてきて、さらにその子供が友達を連れてくる。地域の人も差し入れを持ってきたり、立ち寄って子供たちと遊んだり。高津さんを中心に人や地域にプラスになる動きが連鎖しています。
【高津知世さん】
「子供と地域の人が私を真ん中にして、やり取りをしてるのを見るとめっちゃ嬉しい。よかったなって思う。このもくもくがきっかけで地域の輪が広がってたくさんの大人達がこの地域の子供達を見守る目が増えて、生き生きと過ごせる地域になっていけばいいなって思います」
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