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参院選佐賀選挙区 候補者の訴え「コメ価格高騰について」【佐賀県】

2025/07/15 (火) 18:19

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7月20日は参院選の投票日です。各候補者に国政の課題や自身の考えなどを聞きました。15日はコメの価格高騰についてです。

【N党・新・松尾芳治候補】
「コメに関するというよりか食料安全保障ですね。佐賀県はどちらかというとカロリーベースの食料自給率が高い県なんですね。そういった意味で地産地消で、まず佐賀県の食料、コメだけに限らず野菜だったり佐賀牛だったり漁業もそうですね。そういったところをまず佐賀県で消費を増やしていきたい。で、佐賀で余るんだったら外に出す。それをもっと大きく考えると日本国内。日本人が古米や古々米を食べる。国側としては輸出補助金とかいうものを出しているんですけど、それをちゃんと国内の農家の方々にしっかりと戸別補償ができる形に持っていく。そこがやっぱり補助事業が間違っているので、それで食料安全保障という感覚で取り組んでいきたいなとは思っています」

【立憲・新・富永明美候補】
「本当にいまおコメの高騰に関しましては農家さんもそして我々県民も心を痛めている問題だと思います。おコメがですねどうしてこれだけ上がったのかというその原因とあと流通構造も含めてですねしっかりこれは調査をするということが必要であるというふうに考えます。備蓄米の放出ですけども5キロいまだいたい2000円前後ですかね放出をされてこれによってすごく助かった助かっておられる方も多くいらっしゃると思います。ただ、これですねそもそも備蓄米というのはおコメの大凶作のときとかまた災害のときに備えたものであり、これが価格調整のために放出をされたということは疑問が残ることでもあります。農家さんの経営を安定させる政策や農家さんを守るための政策を実施して国産米の安定供給そして安定生産のことも図っていくということが必要だというふうに考えております」

【自民・現・山下雄平候補】
「私にも消費者の皆さんからお米が高い、またはお米が入手しづらくなったということをよく聞きます。一方で生産者の皆さんにとってみると、生産者の懐に入る所得になる生産者米価と消費者が払っている消費者の米価には大きな開きがあるんだと思っています。両者にとっていい形の価格を目指すっていうことは私は可能だという風に思っています。一方で条件不利地域の皆さんにとってみて、なかなかその価格では利益にならない、営農が続けられないという指摘もよくあります。だからこそ、そうした地域においてはですね、中山間地域直接支払いの拡充など条件不利地域に対する補助金であったり、政策を強化していく必要があるという風に考えています」

【参政・新・下吹越優也候補】
「米価高騰は、むしろこれまでのコメの価格が安すぎた結果とも言えます。コメ農家の平均年齢は70歳を越えており、収益が見込めないため、後継者不足が深刻化しています。このままではあと5年も持たないかもしれない危機的な状況です。国は所得補償を行い、農業をしっかり守るべきです。具体的には国が農家から高い価格でコメを買い取り、それを国民には安い値段で供給する仕組みを構築すべきです。備蓄米の放出に関しては、なぜコメが足りないのか、その根本原因を考えるべきです。自民党が長年続けてきた減反政策により、日本の農業政策は50年以上にわたって間違った方向へと進んできました。コメの増産は絶対に必要ですが、アメリカ米は必要ありません。日本の主食は私たち国民の手で守るべきです」
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