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県警“第三者委必要ない”再度主張 不正DNA鑑定 県議会常任委で【佐賀県】
2025/09/25 (木) 18:09

佐賀県警の科捜研で不正なDNA鑑定があった問題をめぐり、県警は25日「第三者委員会の設置は必要ない」と改めて強調しました。
25日開かれた県議会の常任委員会では、県警の科学捜査研究所で発覚した不正なDNA鑑定について質疑が行われました。
この問題では、7年間に約130件の不正が確認されていて、外部の有識者などが調査する“第三者委員会”の設置を求める声が高まっています。
【土井敏行 県議】
「外の目を入れる、意見を聞く、そういう姿勢が必要じゃないかと思うが
いかがでしょうか」
【県警察本部 福田英之本部長】
「本事案を受けて第三者機関といった新たな組織・新たな機関を設置するといったことについては、その必要があるとは考えていない」
県警は25日「調査の対象が、多くの具体的な事件捜査に関わる」「高度な専門性がなくても調査の是非は評価できる」などとして、第三者委員会の設置の必要性を改めて否定しました。
一方、委員からは7年間も不正に気づかなかった原因についても質問があり、県警は「幹部職員の適切な業務管理が行われていなかった」などと説明。
今後はチェック体制を強化するため、DNAの鑑定作業をする際は上司が各段階で立ち合い記録や資料を確認する再発防止策を説明しました。
25日開かれた県議会の常任委員会では、県警の科学捜査研究所で発覚した不正なDNA鑑定について質疑が行われました。
この問題では、7年間に約130件の不正が確認されていて、外部の有識者などが調査する“第三者委員会”の設置を求める声が高まっています。
【土井敏行 県議】
「外の目を入れる、意見を聞く、そういう姿勢が必要じゃないかと思うが
いかがでしょうか」
【県警察本部 福田英之本部長】
「本事案を受けて第三者機関といった新たな組織・新たな機関を設置するといったことについては、その必要があるとは考えていない」
県警は25日「調査の対象が、多くの具体的な事件捜査に関わる」「高度な専門性がなくても調査の是非は評価できる」などとして、第三者委員会の設置の必要性を改めて否定しました。
一方、委員からは7年間も不正に気づかなかった原因についても質問があり、県警は「幹部職員の適切な業務管理が行われていなかった」などと説明。
今後はチェック体制を強化するため、DNAの鑑定作業をする際は上司が各段階で立ち合い記録や資料を確認する再発防止策を説明しました。
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